やまいちブログ

手抜き工事はなぜ起こる!?大事な住宅を守る為に知っておこう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

目次

『施工不良』恐るべき発生率

『施工不良』とは・・・厳密に言うと住宅完成後に発覚した工事不良のことを指します。いわゆる欠陥住宅ですね。
ただ、一般的にはリフォームを含む住宅関係における手抜き工事と考えて下さい。

そして、その施工不良の発生率ですが、なんと80%以上!!

信じられますかこの数字・・・

よく欠陥住宅だの悪徳リフォームだのという言葉はよく耳にしますね。YouTubeでもそれらの動画は腐るほどあります。
残念ながらこれが住宅業界における実態なのです。

ではなぜこんなにも多くの施工不良が発生するのでしょうか?

施工不良の発生原因 TOP3

第3位 下請け(工事業者)

一般的に住宅を建てたり、リフォームをする場合には工事の受け入れ先(ハウスメーカー、リフォーム会社)と実施先(下請け)が別会社であることが多くなります。

その結果、下請け業者が儲けを優先し、適当な工事をしてしまう事例が後を絶ちません。
本来受け入れ先の会社には現場監督を行うことが求められますが、会社によっては監督作業を対して行わない、現場監督するものに知識がないなど監督側に問題があることも多々あります。

ただ、どんな状況でも適当に作業を行ってしまう業者が明らかに悪い
そんなハズレくじを引かない為にもリサーチは絶対に必要です。

第2位 金額

これから注文住宅を建てる方、リフォームを行う予定の方に知っていただきたいのが、金額をケチればケチるほど手抜き工事に遭遇する確率が上がってしまうということです。

単純に考えればわかることですが、金額を安くすればするほどどこかで費用を削らなくてはいけません。
そもそも家を作る、リフォームするのに「人件費」と「材料費」は確実にかかります。そこに会社の「利益」も加えて計算しなくていけません。
安くできるとしたら基本的には「利益」を削ってでも受注するということになりますが、これができる会社ならめちゃくちゃ優良な会社です。

利益もこれ以上削れない、他に削る物がない・・・となった時には「人件費」「材料費」を削るという選択肢になってしまいます。
「人件費」と「材料費」を削る・・・もう言うまでもなく手抜き工事が発生しますね。

値引きをするなとは言いませんが、ほどほどにしておかないと自分で手抜き工事を発生させる原因を作ることになってしまいます。

第1位 ハウスメーカーの誇大広告

テレビCMなどで目にするのはいわゆる大手と言われるハウスメーカーです。
近年ではYouTube広告やネット広告も普及してきましたが、まだまだテレビCMも現役ですね。

そのテレビCM、局によって違いますが1回流すのに大体40~80万かかります。毎日2回流したら1か月で約3000万です。家が1棟建ちますね。
これに別途CM製作費、タレントを使う場合膨大な契約金がプラスされます。
そしてこの広告料はもちろん住宅を建てる私達の財布から出ていきます。

そしてなにより問題なのがテレビ局は決してハウスメーカーの悪い部分は放送しません。
大事な収入源になるお客様だからそんなこと言うはずがありません。

さらに自分たちの利益を守る為に、下請け会社に無理難題を押し付け、立場の弱い下請け会社はわかっていても渋々手抜き工事をせざるを得ない状況に追い込まれてしまいます

後悔しない為にやるべきこと

大手=安心という考えを捨てる

先程も述べたように、大手は莫大な広告費をかけて宣伝しています。大きな会社に勤めたことのある方ならわかると思いますが、『売上第一で現場は二の次』なんてことはなかったですか?

住宅建築に関わる職人は今や不足しています。不足しているということは下請け→下請け→下請けという形で人材不足を補う形になります。
もうこうなったら最悪です。中間業者がマージン取るので施工業者に残るお金を雀の涙・・・自分たちの利益を出す為にどこかを削るしかありません。

大手は結局、下請け業者によって出来が大きく左右されるということを強く認識しておくべきです

地元のハウスメーカー、工務店も視野に入れる

個人的にはこれが1番おすすめです

なぜなら、地域密着型の会社は地域での悪い評判がたってしまうと仕事になりません。仕事にならないどころか会社の存続を脅かす可能性だってあります。
私の知り合いも多く工務店などで建てていますが、欠陥住宅に住んでいる方は誰一人いません。

大手ばかりに目がいきがちですが、広告なんて一切見たことない地元の会社にも注目してみて下さい。
『広告を一切していないのに長年ある会社』そこには納得の行く答えがあるはずです。

リフォームは住宅メーカー経由以外も視野に入れる

家は住んでいれば必ず劣化します。そうなると補修やリフォームなどを行う必要が出てきます。

ここでみなさんが陥りがちなのが自宅のハウスメーカーに依頼してしまうこと。

ハッキリ言います。ハウスメーカー経由でリフォームするならリフォーム会社に直接依頼して下さい
結局ハウスメーカーはリフォーム会社へ投げるだけなので仕上がりは一緒でも100%金額が高くなります。

まとめ

残念なことに私たちの生活に大きく関わる住宅関係において、手抜き工事やぼったくり等の被害がなくなることはありません。

【ぼったくり業者の特長】
・名刺を渡さない
・作業や工事を急かす
・作業中や経過写真を撮らない
・見積項目が大ざっぱ
・相談なく追加料金を取る
・etc

今はYouTubeなどでも情報収集が出来ます。知識武装をして自分が被害者にならないようにしましょう!
ただ、しつこい値引き要求は禁物!自分で手抜き工事を生むきっかけを作ってしまうことになります。

小さいけど技術のある会社はいっぱいあります。だたそういう会社ほど、目に留まる可能性が低くなります。
よく目にする名前の会社・・・1度疑うことを覚えてみて下さい。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

お気軽にご相談ください

まずはお気軽にご相談ください。
もちろんご相談・お見積りは無料です。
※料金が発生する場合は、どこから料金が発生するか事前にご説明させていただきます

最近ぼったくり工事、手抜き工事が非常に多くなってきております。
『高い・安い理由』をしっかりと説明できる業者を選びましょう!

 

お問い合わせはこちら

コメントを残す

*